ゴールデンフェザントのテールは、2本のセンターテールと不規則な縞柄の入った多数のサイドテールとテールカバー 鮮やかな赤のレッドスピアーフェザーから構成されています。センターテールは最も良く使用される部分で、サーモンフライ のウィングを初め、チューブフライのハックルやウイング、ドライヤニンフのボディ材として、又、ニンフのウィングケース として有用なマテリアルです。サイドテールも、サーモンやストリーマーのウイングやハックルによく使用される部分です。

現在コンドルは入手不能で、近似種のハゲワシの羽根を代用としています。
いずれにしても羽長が50cmを超える丈夫で大きな羽根で、大型フライのクイルボディのマテリアルとして使われます。 表面は黒もしくはグレーで、ボディに巻くと明るい側面が現れ、毛羽だったリブの入ったリアルなボディができます。

プライマリークイルは、翼の中程より先の方にある羽根で、ストークを中心にして片側は短くもう一方は長いクイルが生えています。 短い側のクイルは、厚みがありテーパーが強いので、リブの間隔が、狭い→広いとなって、非常にリアルなクイルボディになります。長い側のクイルは 厚みは少し薄く、テーパーが緩くなるので、リブの間隔に差が少ないボデイができます。この羽根の性質は翼の先端ほど強く、言い換えれば 翼の中程に近いプライマリークイルの方が、短い側のクイルに長さがでて、タイイングしやすくなります。

小袋は、3〜5cmカット。