1. カーフ テール |
子牛の尾っぽです。ナチュラルは白で根元に黒もしくは茶のヘアーが混ざります。丈夫で張りがあり様々な色に
染色されパラシュートフライのポストやウルフパターンのウイングやテイルに使用します。
ヘアーは全体にちじれていて揃えにくいのですが、少量でボリュウムを出すことがでます。
揃えるコツは、少し多めに根元から切り出し、ヘアーコムで根本にある小さなヘアーを取り除きます。
次に長く出っ張ったヘアーも取り除き再度ヘアーコムで梳いてから大きめのヘアースタッカーに入れます。
最初は強く数回、最後は弱く数回叩きます。
また、アメリカンスタイルのヘアーウィング・サーモンやウェットフライ、ストリーマのウイングとしても使用されますが、
この場合はヘアースタッカーを使わない方が良いでしょう。
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2. カーフ ボディ |
仔牛の体毛。カーフテイルよりも毛足が短くストレート、太さも多少細め。そのため毛先を揃え
やすいですがボリュームが出ないので小型のパラシュートのウイングなどに使用します。目安として
#16サイズより小型はカーフボディを、#14サイズより大型はカーフテールが向いています。
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3. カシミア ゴート (CANAL/Sweetfish) |
高級織物“カシミア”の呼称はインドの北部高山地帯、カシミール地方原産の“カシミア山羊”
に由来します。その中でも漂白の必用のないホワイトカシミヤは最も高級な品種になるそうです。
カシミアゴートは従来のゴートヘアーよりも細く、長く、真っすぐで、しなやかさと艶のある透明感を併せ持ち、ストリーマーのウィングに
お勧めのヘアーです。特に長さは15cm〜20cm以上もあって縮れがなく、アンダーファーも少ないことからスリムなチューブフライ、ソルトウォーターフライ、
ヘアーウィングフライの大型に適材です。
また、ボリュウムを持たせたストリーマーやスカンジナビアチューブに使う場合は、シンセティック
やフィンラクーン、フォックステールなどと併用なさると良いでしょう。
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4. カシミアゴート グリズリー |
C・A・N・A・L から新発売のグリズリ-柄にプリントされたカシミヤゴ-ト。
ただでさえ動きの良いカシミヤゴ-トが、グリズリ-柄でより強調された動きに・・ 本流の大物を魅了します。
カラ-: グリズリ-、タン、チャトル-ス、ピンク、オリ-ブ、ブル-、イエロ-、オレンジ。
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5. カリブー (C・A・N・A・L) |
トナカイの体毛。鹿類の中では一番柔らかな毛質。クリームからライトダンの色で太さは中位で、
毛先はやや黒ずんでいる。軽くてとてもよくフレアーするので、イレジステイブルやクリップドボディ、ドライマドラー
にむいています。又、長さを活かしてエクステンデッドボディや大型セッジのウイングに使用する用途もあります。
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6. コヨーテ (C・A・N・A・L) |
コヨーテのボディファーは、ミディアムの長さ(5〜7cm)で、クリームからジンジャー、部位によって黒い縞模様が混ざります。適度の張りがありストリーマーやウェット、
サーモンフライのウィングに使われるマテリアルです。ダンカラーのアンダーファーが豊富にありそれの取り除き加減でボリュームを調節します。(取り除いたアンダーファーはダビング材として使えます)
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7. シルバー フォックステール |
レッドフォックスから分れたかなり大型のキツネ。
テールファーは毛足が7〜9cmと長く、大型のストリ
ーマー、チューブ・サーモンフライに使用します。アンダーファーが豊富でそのまま使うとボリューム満点の水押しの強いフライ
になります。ヘアーコームを使用して、アンダーファーの取り除き具合でボリュームを加減してください。
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8. スクイレル テール |
リスの尻尾。縞模様の長い毛が密生し、旧くからストリーマーやウェットフライ、チューブフライなどに使われてきたポピュラーなマテリアルです。
現在、主に入荷するナチュラルカラーは、黒に白の先端を持つグレースクイレルと先端がジンジャーの Na.フォックスの二種類で、
これらを染色したダイドカラーも豊富にあります。 毛質は、細くしなやかで張りがあります。また、滑りやすいヘアーですので、タイイングワ
ックスを充分にかけたスレッドで少量をタイイングしてください。 ウエットやサーモンフライのヘアーウィングで多量に積み上げる必要がある場合は
瞬間接着剤の使用をお勧めします。
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10. スクイレル ゾンカースキン
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リスのコンプリートスキンを細く(2〜2.5mm)切ってあります。体の部位によって様々な色合いが楽しめるだけでなく、
ラビットより毛足が短いため、より小型のゾンカーに使用することができます。
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